長野研修旅行 無言館

スタッフブログ 2022.4.25(Mon)

              

2泊3日の長野研修旅行最終日は、戦没画学生慰霊美術館「無言館」を訪ねました。
戦争で亡くなった画学生の作品を収集展示している美術館は、全国的にみても他にないと思います。
以前から一度は行ってみたいと思っていたものの、想像するだけでやはり辛くて、
実際に足を運ぶには少し勇気が必要でした。

愛する奥さんを描いた作品や、
まだこれから二人の物語を紡いでいこうという恋人の絵を描いた作品もあって、
大切な人と別れて戦地へ行かなければならなかった彼らの気持ちと、
そのまま帰ってくることが出来なかった無念を思うと、終始涙が止まらないのでした。

私たちは平和な時代に生まれましたが、
今この平和が当たり前でないことをつきつけられる日々が続いています。
ウクライナでは昨日まで普通に生活をしていた人々が、国を追われ、命を奪われています。
無念のうちに命を奪われた彼らが、同時代にも今ここにいることのやるせなさをどうしたらいいのでしょうか。
時代を超えて繰り返される人間の愚業を断ち切るにはどうすれば・・・
ぐるぐる答えの出ない問題をつきつけられるのでした。

彼らの声なき声が、どうかかき消されてしまわないように、
愛する人と過ごすささやかな日常が、どうかずっとこの先も守られますように。
そして一日も早くこの戦争が終わりますように。(妹)