人に潰され、人に救われる

スタッフブログ 2022.9.9(Fri)

人は一人では生きていけない生物らしい・・・

「弧母」私たち人間は動物で、遺伝子には集団で子育てをするようにインプットされているそうです。そんな中遺伝子とは逆行し、核家族が進み、他人の手を借りれずに孤立していく母たち。今では職場復帰をする女性が増え、ママ友も作りにくい時代になったと言われています。

母に必要なのは人の手。この本を手に取ったときの私は佐賀県の嬉野に住んでいて、2人目が生まれたばかり。ワンオペに加え、慣れない土地での子育てにしんどかった日々を思い出します。

そんな中での救いは、ベビーカーを押して歩いていると本当に多くの町民が私に声をかけてくださいました。「赤ちゃん元気かな?」「天気がいいね」「おっぱいは出てるか?」「夜は眠れてる?」「可愛いねー」と知らない私に多くの方々が声をかけてくださいました。

長女の手を引き、生まれたばかりの長男を抱っこして買い物に行った際には、知らないおばあちゃんが「赤ちゃん抱いてのお買い物は大変だから抱っこしとくし、お姉ちゃん連れて行っといで」と。私は知らない人に、長男を託して買い物にいきました。嬉野では当時至る所に「子は地域の宝」と看板が立っていました。今では残念ながら、知らない人に声をかけられても無視しなさいというご時世ですが、弧母時代の私を救ってくださったのは、見ず知らずの方々のあたたかなお言葉だったことは確かです。

婚活も結婚生活も、誰かが一緒に泣き笑いしてくれるだけで、誰かが気持ちを受け取ってくれるだけで、きっとまたエネルギーが湧いてくると思います。人は人に潰され、人に救われる。

自宅から一歩も出なくても、事足りる時代になりましたが、多くの人のあたたかな手の中で生きる幸せが体感できる世の中になればいいなぁと思います。

産休に入った職場の同僚に、絵本を買いました。
この2冊は、長女を授かったことがわかり初めて買った絵本です。お父さんバージョンは売り切れでしたがお母さんバージョンと他の絵本を購入しました。福岡県久留米の岩田屋の本屋さんで読みながら感動して泣いていた自分を懐かしく思います(姉)