【京都婚活】胸の内

スタッフブログ / 京都の中心で愛をさけぶ 2022.10.23(Sun)

未来創造型結婚相談所Happytearsでは、社会貢献イベントと題し「京都の中心で愛をさけぶ」イベントを2022年12月11日に実施します。17年前から続く、日本愛妻家協会が群馬県嬬恋村にて実施してこられたイベントを京都で初めて実施します。

今日は南相馬で開催された「おらもしゃべってみっが」市民が語る3.11に参加してきました。その中で、愛を叫ぶイベントの大切さを改めて感じたことがあったので、共有させて頂きます。

東日本大震災後被災された方々は、それぞれの震災体験があり自分の胸の内を他人に話す機会はとても少ないようです。100人いれば100通りの震災経験があり、賠償金や避難したかどうかや放射能に対しても様々な見解があるので、多くの方が心に蓋をしているそうです。当時こどもだった今の若者達も心に蓋をしてきたことにより、様々な弊害が見えてきているそうです。

児童虐待も全国的に増えていますが、全国平均2.05倍が福島は3.69倍の増加。震災後若者たちもがけっぷちに追いやられている・・・2018年度に20歳以下の若者の自殺率が福島県が全国一になりました。今も帰宅困難区域である浪江町津島地区住民500人調査ではPTSDが48.4%と約半数を占め、過去の日本のどの震災よりも高い数値を示しました。精神的健康度を見るテストでは、重度不調を示す人は、県内避難者26.6% 県外避難者43.2%と県外で生活することがいかに過酷かということも分りました。こどもの健康を守りたいと県外避難してきた友達のことを想います。

人間は辛い記憶であればあるほど、それを自分一人の心の中に閉じ込めて封印するものです。その結果、考えることがどんどん悲観的になり、自分を責め、他人の中でも振舞うことができなくらるそうです。

ここで、改めて想いを言葉にすること。そしてそれを聴いてくれる人がいること。共感してくれる人がいること。12月11日梅小路公園で開催する「京都の中心で愛をさけぶ」を大切に温めて行こうと思いました。人は人に支えられ、人は人に救われるのだと思います。