【京都婚活】デモ

スタッフブログ 2022.11.20(Sun)

昨日、河原町でデモをされていました。そこで信号が暫く4方向一斉に赤になりました。私の後ろにいた急いでいる20代前半?カップルの会話をずーと聴いていた私。

彼氏「言論の自由だから別にデモをすることはいいとしよう。只、こうして他の人や警察、デモによる渋滞とかに対してデモをしている人たちはどう考えているのだろう・・・実際俺ら、電車乗り遅れたしな」彼女「見てみて主婦の会やって(横断幕を見て)主婦って何それ」

私も過去に2回ほどデモに参加したことがあります。が、何だかなじめないというか?あの時感じた違和感が何だったのか、どこからきているのか?自分でもきちんと向き合っていません。

何か社会に対して自分の主張を表現することは個人的にはとても大切な行為だと思っています。若者たちが気候危機に対してデモを起こしたり、東日本大震災後は国会前に多くの人が詰めかけたことも素晴らしいと思いました。

ただ、まだまだ国内ではデモに対してどこか自分とは関係がない存在捉えている人が多いのかもしれません。選挙の投票率と似ているかもしれません。自分が投票しても、何も変わらない。そんな風に実際私も若いころは感じていました。

今は亡き私の尊敬していた老夫婦のことを思い出します。私は東日本大震災後の福島にご縁いただき、今もメンバーと共に自分達にできることをしています。私たちのイベントや講演会にもいつも顔を出してくださっていたご夫婦。どれだけ励まされたかわかりません。

この老夫婦は、毎週ある場所で、お二人でビラを配ってらっしゃいました。「自分たちがつくってきた社会への謝罪も込めて立っている」と。そのお姿を私は3回ほど車越しに拝見したことがありました。その度に、尊敬するご夫婦の姿に私も励まされていました。

そして支えあいながら、お互いを慈しむお姿に夫婦っていいなぁと思っていました。名前で呼ばれていました。「おい」とか「おまえ」とかではなく80代にしてお名前で〇〇ちゃんとお名前を呼ばれていた記憶があります。あー夫婦って素敵ですね。デモからこんな話になりましたが、夫婦で社会問題について考えたり、話したり、そんなことが共通の話題として語り合える、そして衣食住を共にする夫婦として、エシカル消費ができたら、本当に素敵だと思います。ということで「大人の社会科見学」も実現できるように頑張ります!