【京都婚活】人生の大きな決断!

スタッフブログ 2022.12.30(Fri)

ジェンダージェンダーと最近この言葉を良く聴きますね。

私も女性に生まれて幸せだったと思う反面、多くの役割を同時に担うことが多く、自分自身の人生を少し諦めた時期があったのも正直なところです。しかし、その様々な役割に奮闘してきた過去が今の私の肥やしになっていることも事実です。

特に昔の男性の多くはいったん自宅から飛び立だした途端、帰宅時間も考えずに仕事に没頭できていいなぁと良く思っていました。(ただ、仕事を頑張らないといけない男性にしかわからないプレッシャーがあるのも事実ですね)

我が子が小さく時短を利用させて頂いていたころにも、九州地区では私が初の育児休暇復帰者ということもあり、若い男性スタッフに「林さんはいつも早く帰れていいですね」と言われたりしていました。きっと今頃彼もパパになり、もし子育てに参加していたら、子育てや介護ほど大変な志事はないと感じてくれていることでしょう(笑)

また、夫の実家は九州の田舎で結婚当初は、私の実家との違いや価値観に驚き、悩んだこもありました。男尊女卑がまだまだ強く、女性が女性らしく生きていくことに難しさを感じて生きてきました。私は転勤族だったので、娘は無認可の保育園・幼稚園・保育園と5つお世話になりました。それ位1.2年で転勤をしてきました。やっと慣れた、ママ友ができた!と思ったとたんにさようならの経験は、友達がたくさんできた半面、とても大変でもありました。

実際、「ジェンダーギャップ指数」という経済参画・教育達成度・健康・政治参画においての男女兵頭の割合を指数化したものによると日本は165か国中120位だそうです。その前後を調べると119位と121位はどちらもアフリカ諸国でどちらも経済的には決して豊かではなく女性の社会進出も遅れている国なのです。その二つの国に挟まれている日本。(中国は107位)

日本は物質的には豊かになり、80年近く前に戦争していたことすら本当かと疑うほど急成長しました。しかし、女性が女性らしく生きていくことの難しさを正直感じ続けながら私も生きてきました。自身の人生に何の後悔もありませんが、仕事に没頭できる夫を羨ましく見ていたのも事実ですし、こども達の為に自分のやりたいことの優先度を下げた時期があったのも事実です。当時は、諦めることも必要だと感じていましたし、その中でも少しでもできることは行動してきました。

私が今暴走している一つの理由は、約20年前、LV福岡三越店に結婚後配属され、長女を授かった報告をした際に、「いつやめると???」と言われましたが、育休もいただき、時短を利用させて頂きながらも結果を出せて(娘が病気になる度に京都の母が新幹線で看病に来てくれていました)そんなこんなで、今では九州地区でもママスタッフがとても多い。こんな感じで、無理だとか、やったことがないとか、成功事例がないのであれば、今までの先輩方が道を開拓してくださったことに感謝して、私の娘や孫が女性でも自分の人生を自分らしく生きれる道を開拓したいと考えています。

今私が、無謀なことにも挑戦してみようと思えるのは、勿論私を見守り応援してくださる方々のお陰です。

もう人生折り返しになってみて、感じていることは、こんなに暴走してもいいんだ!とか?会社員とボランティア代表と起業家と母をチャレンジしてみてもいいんだとか?

これをしたら、これはやってはいけないとか、そんな呪縛から自分自身を開放したい。一度の人生・そして私たちは死に向かって日々生きているのです!

こども達もお陰様で少し手がかからなくなったり、来年は留学して一人減ったり、長女もご縁あった大学によっては、家から巣立ちます。
体力的にもまだ元気である今、このタイミングで、「子育てが一段落した同じ立場の私が挑戦する姿や行動・結果を残していく」ことが、ジェンダーギャップを少しでも埋めることができるのであれば本望です。

日本のジェンダーギャップ指数を改善することは日本の課題であり、今後の日本の存在に関わる大問題でもあります。男女関係なく、その人がその人らしく生きることができる社会の慣れたら素敵ですね!

子育て環境もご尽力くださる方々のお陰で20年前とは比べ物にならない位、改善されてよくなっていると思います。まだまだではありますが、弊社から成婚されて行かれる方々も幸せな結婚生活ができますように。少しでも個々が尊重される社会に近づきますようにと願います。

その為に、来年私は大きなチャレンジへ向かうことを決意いたします。